カリンバの教科書
カリンバはアフリカ生まれの民族楽器。木の箱に並んだ金属のキーを、親指の腹で「ポロン」とはじいて鳴らします。オルゴールのようなやさしい音色で、楽器がはじめての方でも、その日のうちにメロディーが弾ける手軽さが人気です。
「親指ピアノ」「サムピアノ」とも呼ばれます。
両手でボディを包むように持ち、親指の腹(指紋のあたり)でキーの先端を軽くはじきます。爪の先で弾くとカチカチ音が混ざるので、指の腹〜爪の境目あたりで「なでるように」はじくのがコツ。
力はいりません。やさしく弾くほど、きれいに鳴ります。
長く使ううちに音程が少しずれることがあります。直し方はシンプル:
・音が高いとき → キーの根元側を付属ハンマーで軽く叩く(キーが長くなる=音が下がる)
・音が低いとき → キーの先端側を軽く叩く(キーが短くなる=音が上がる)
🎤 当店の無料オンラインチューナーなら、マイクで音程を測って「高い/低い」を画面で教えてくれます。
±10セント以内なら十分きれいに鳴ります。無理に追い込まなくて大丈夫。
カリンバの楽譜は、ドレミを数字かアルファベットで書きます。どちらも同じ意味なので、お手元のカリンバの刻印に合わせて読んでください:
| ドレミ | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 数字 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 音名 | C | D | E | F | G | A | B |
キーの並びは中央がいちばん低いドで、左右に交互に高くなっていきます。数字の上の点(1̇)は1オクターブ高い音です。
誰もが知っているメロディーで、使う音は6つだけ。まずはこれを弾いてみましょう:
4 4 3 3 2 2 1
F F E E D D C
🎬 3分ガイドつきで弾いてみる →
画面の光るキーに合わせて弾くだけ。マイクをONにすると、実際の音で自動判定してくれます。
① 和音(ハーモニー):隣り合う2本のキーを、親指の腹で同時にはじくと豊かな響きになります。曲の終わりの音で試すと効果的。
② ビブラート:ボディ裏の穴(サウンドホール)を手のひらで開けたり塞いだりすると、音が「ワウワウ」と揺れます。ロングトーンで。
③ グリッサンド:親指を複数のキーの上で滑らせると、ハープのような流れる音に。曲の始まりや終わりの飾りにどうぞ。
🎼 練習曲は無料楽譜ライブラリへ。動画と数字譜PDFで、初級から少しずつステップアップできます。
・使ったあとは、やわらかい布で乾拭き(指の油分・汗を落とす)
・直射日光・高温多湿を避けて保管(木製ボディは湿度変化が苦手)
・持ち運ぶときは保護ケースがあると、衝撃から本体と調律を守れます
Q. 説明書が見当たりません。どうすればいい?
このページ(カリンバの教科書)が、当店のオンライン説明書です。持ち方・チューニング・楽譜の読み方まで、この1ページで始められます。紙の説明書が同梱されている商品もございます。
Q. 音がビリビリ・ジージー響くときは?
キー(金属棒)とブリッジの接触が原因のことがほとんどです。鳴っているキーを左右にほんの少しずらすか、いちど軽く持ち上げて置き直すと収まります。それでも気になる場合はお気軽にお問い合わせください。
Q. 音階シールと刻印、どちらがいい?
はじめての方には、ドレミがひと目でわかる音階シール付きが弾きやすいです。刻印タイプはシールが剥がれる心配がなく、見た目がすっきりします。慣れれば、どちらでも同じように弾けます。
Q. 17音と21音、どちらを選べばいい?
童謡や定番曲を楽しむなら17音で十分です。21音は低音側が4つ多く、J-POPなど幅広い曲に対応しやすくなります。はじめてなら17音、いろんな曲に挑戦したいなら21音がおすすめです。
Q. 子どもでも弾けますか?
親指ではじくだけなので、小さなお子さまでも音を出せます。音階シール付きの入門セットなら、ドレミを覚えながら家族で楽しめます。
Q. チューニング(調律)は自分でできますか?
できます。付属のチューニングハンマーで、音が高ければキーの根元側を、低ければ先端側を軽く叩いて長さを調整します。当店の無料オンラインチューナー(マイクで音程判定)を使えば、はじめてでも合わせられます。