LCC・国際線スーツケースサイズ完全早見表|航空会社別に比較

LCC・国際線スーツケースサイズ完全早見表|航空会社別に比較

「このスーツケース、先月のANAでは全然問題なかったのに、今日のジェットスターで没収されそうになった……」そんな経験、ありませんか? 実は同じスーツケースでも、乗る航空会社によって「持ち込める/持ち込めない」が180度変わるのがLCC国際線の怖いところです。

LCC・国際線スーツケースサイズ完全早見表|航空会社別に比較
B4Uのスーツケースより

このページでは、主要8社の機内持ち込みサイズ・重量ルールを一枚の早見表にまとめました。スマホに保存して、次のフライト前にサッと確認してください。

① LCC vs FSC:なぜ「同じスーツケース」で結果が違うのか

フルサービスキャリア(FSC)は機内持ち込みのルールが比較的ゆるやかで、サイズ超過でも搭乗口でそっと預け荷物に回してくれることがよくあります。一方、LCCは座席単価を下げる代わりに、手荷物料金を主要な収益源としているため、規定外のスーツケースには厳しい追加料金が発生します。

項目 FSC(例:JAL・ANA) LCC(例:ピーチ・ジェットスター)
サイズ上限の目安 3辺合計 115〜120cm 程度 3辺合計 100〜115cm 程度
重量上限の目安 10kg 程度 7kg 程度
超過時の対応 多くは無料で預け荷物へ振替 空港カウンターで追加料金が発生
個数制限 1〜2個が多い 1個のみが基本
身の回り品の扱い 別途1個許容が多い 機内持ち込み枠に含む場合あり

💡 知っておきたい冷知識:「3辺合計」の計算は、ホイール・ハンドル込みが原則です。カタログに載っているサイズより実測値が2〜4cm大きくなるケースは珍しくありません。詳しくは後述の「実測Tips」で解説します。

② 国際線主要8社 機内持ち込みサイズ&重量 早見表【スマホ保存推奨】

以下の数値は各社公式情報をもとに整理したものです。路線・クラス・時期によって変更されることがあるため、搭乗前に必ず公式サイトで最終確認してください。

航空会社 種別 サイズ上限(目安) 重量上限(目安) 個数
JAL FSC 3辺合計 115cm 以内 10kg 以内 2個まで
ANA FSC 3辺合計 115cm 以内 10kg 以内 2個まで
ピーチ LCC 3辺合計 115cm 以内 7kg 以内 1個+身の回り品1個
ジェットスター LCC 3辺合計 105cm 以内 7kg 以内(合計) 1個+身の回り品1個
エアアジア LCC 56×36×23cm 以内 7kg 以内 1個
スクート LCC 54×38×23cm 以内 10kg 以内 1個
チェジュ航空 LCC 55×40×20cm 以内 10kg 以内 1個
エアソウル LCC 55×40×20cm 以内 10kg 以内 1個

⚠️ ジェットスターに注意:スーツケース+ハンドバッグの合計が7kg上限という運用が適用されることがあります。ハンドバッグに財布・PC・カメラを詰め込むと、それだけで2〜3kgになるので要注意です。

③ SサイズとMサイズは各社規定に収まる?照合チェック

一般的に市販されているキャリーケースの「Sサイズ」「Mサイズ」が、上記8社のどの枠に入るか整理しました。

サイズ区分 本体寸法の目安 ホイール込み実測(目安) 対応しやすい航空会社 注意が必要な航空会社
Sサイズ(〜約33L) 約 55×38×22cm 約 57×40×24cm JAL・ANA・ピーチ・スクート・チェジュ・エアソウル エアアジア(奥行き23cmを超えると要確認)
Mサイズ(〜約60L) 約 63×45×26cm 約 65×47×28cm JAL・ANA(預け荷物として) LCC全般(機内持ち込み不可のケースが多い)

つまり、LCCで機内持ち込みを狙うなら、実質的にSサイズ一択に近い状況です。Mサイズを持って行く場合は、LCCの預け荷物料金を事前に購入しておくのが費用を抑えるコツです(当日カウンターでの追加は割高になります)。

→ 機内持ち込みに対応したSサイズを選ぶなら、Sサイズ | 機内持ち込み1~3泊 のラインナップが参考になります。Mサイズも検討中の方はMサイズ | 中型4~6泊もあわせてどうぞ。

④ 「ギリギリ入る?」実測Tips:ホイール・ハンドル込みの落とし穴

スーツケースを買うとき、商品ページに書いてある外寸をそのまま信じていませんか? 実はカタログ寸法はホイールとハンドルを除いた本体のみで計測されていることが多く、そのまま航空会社の規定と比べると痛い目を見ます。

実測するときのチェックポイント

  • 高さ:伸縮ハンドルを最も縮めた状態で計測。ハンドルが飛び出るデザインは+3〜5cm加算されることも。
  • 奥行き:ホイール(キャスター)の出っ張り分を含める。スピナー(4輪)は特に奥行きが増しやすい。
  • 幅:ファスナーのジッパー引き手やサイドのパッド部分も含む。
  • 重さ:スーツケース本体の自重を忘れずに。本体が3kgなら中身は残り4kgしか入らない(7kg制限の場合)。

📌 「知人に教えたくなる」コツ:搭乗前に荷物を詰めた状態でデジタルラゲッジスケールを使うと、ゲートで慌てずに済みます。デジタルスケールは旅行グッズとして持っておくと何度でも使えて便利です。

フロントオープンタイプのスーツケースは、開口部がある分だけ構造が複雑になり、ハンドル周辺の厚みが増す製品もあります。購入前に実寸を確認する習慣をつけましょう。詳しい選び方はフロントオープンスーツケースのおすすめと選び方も参考にしてください。

また、そもそも「スーツケース」と「キャリーケース」の定義の違いや規格の考え方については、スーツケースとキャリーケースの違いは?意味・サイズ・使い分けを解説に詳しくまとめています。

⑤ 旅前チェックリスト+B4U 該当サイズへのリンク

出発前にこのリストで最終確認してください。チェックが全部つけば、ゲートでパニックになる確率がグッと下がります。

# 確認項目 チェック
1 乗る航空会社の公式ページで最新の機内持ち込みサイズ・重量を確認した ☐
2 スーツケースのホイール・ハンドル込みの実寸を測った ☐
3 荷物を詰めた状態でラゲッジスケールで重さを量った ☐
4 身の回り品(ハンドバッグ等)の重さも合算して上限内に収まっている ☐
5 LCCなら預け荷物が必要な場合、事前にオンライン購入済み ☐
6 液体物・モバイルバッテリーは機内持ち込みルールに沿って仕分けた ☐
7 TSAロック付きスーツケースであることを確認した(預け荷物の場合) ☐

B4U でサイズから選ぶ

まとめ

LCCと FSC では、機内持ち込みの許容サイズ・重量・個数がすべて異なります。「前に乗ったとき大丈夫だったから」という油断が、空港カウンターで高額な追加料金につながる典型パターンです。特に重量はLCCの場合7kgという航空会社も多く、スーツケース本体の自重を差し引くと中身は思ったより少ししか入りません。

Sサイズのスーツケースを選ぶ・ホイール込みで実寸を測る・重さをスケールで確認する──この3ステップを習慣にするだけで、ゲートでのストレスはほぼなくなります。

パッキングの詳細や旅のお手入れ情報は、旅の手帖:お手入れ・パッキングガイドにもまとめています。次の旅の準備に、ぜひ活用してみてください。

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